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パグ大好き.com>しつけの基本


パグに限らず犬が人間社会で適応していくためには、犬の行動を人の望ましい状態にする「しつけ」が必要になります。上手にしつけをすることで犬は人間社会に適応し、パグや他の犬も幸せに生活することが出来るようになりますし、周囲の人も幸せに生活することができるのです。


まずは飼い主自身がしつけを楽しむことです。
以前では罰を用いる強制法といった、厳しいしつけが主流でした。
そのせいかしつけというと厳しいものである気がするのですが、厳しくするより褒めたほうが効率よく理解させることができるということが分かり、近年では陽性強化法を用いたしつけを行う人が増えています。
いいことをしたら褒める、たのしく覚えさせる、といったしつけ方法です。

人の側がピリピリムードになると、犬はそれを敏感に感じ取ってしまい、悪くすると萎縮して何もできなくなってしまいます。しかし楽しんでいることが分かると、犬の側は遊んでもらっている気分になるためより人を楽しませようと頑張ります。犬もゲーム感覚で行えるしつけの方が覚えやすく、お互いに楽しみながらルールを覚えていくと達成感もありますね。

次に大切なことは叱りすぎず、褒めることです。
イイコト、望ましい行動をしたタイミングを逃さず褒めると、犬も「これをするとこの人が喜んでいる」と理解します。それを繰り返すことで、犬が良い行動を自発的にするようになるのです。
褒めるときはひたすら大袈裟にする代わりに、叱るときは最小限にとどめます。
人もそうですが、できないことを叱られ続けてはやる気は失われます。
お互いに言葉が分かる人間同士でもそうなのですから、もともと言葉が通じない犬を相手にして「○○してはいけない!」と言葉で叱ったり体罰を与えたりしても通じないのは当たり前です。

犬は人の機嫌が悪いことを察知するだけで、自分の行動の何が良くないのかを理解するまでには至りません。悪い場合は大声で叱ったことによって、その「大声」が自分に対する褒め言葉や煽り声と勘違いしてしまうこともあるのです。
望ましくない行動をした際は、無視するのが一番効果的といわれています。

次に声かけの態度や命令の言葉です。
これは家族で意思をを統一する必要があります。
していいこと、悪いことの基準が人によってばらばらであれば、犬はひどく混乱して何もできなくなってしまったり人を見て行動するようになってしまいます。してはいけないことの基準は、犬を飼う前にしっかり話し合いましょう。そして基本的なしつけに用いる言葉を統一します。

例えば、家族によって「オイデ」だったり「コイ」だったりすると、言葉を知らない犬は混乱しますよね。
繰り返すことで二つの言葉を同じ意味としてつなげることが出来ますが、それでは効率も良くないため使いやすい、聞きやすい言葉に統一してあげてください。
犬を良く観察してとにかくタイミングよく褒める!これがしつけ成功の近道です。
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