パグ



パグ大好き.com>飼育管理


小型の愛玩犬はふわふわだったりさらさらだったりと手触りがいいものが多いのですがパグは小型犬の中でも特に短く滑らかな被毛の犬種です。そのため日々のお手入れは簡単です。
スリッカーブラシや歯が鋭いくしなどは、被毛を通り越して皮膚を傷めてしまう可能性もあるため使用を控えましょう。

同じ短毛種の犬のなかでも体臭が比較的少ないのも魅力ですね。
ビーグルやブルドッグなどは体臭がきつめで、油っぽい動物の匂いがしますがパグはこれとも無縁です。

日常は運動後などに適温の蒸しタオルなどで体を拭いてあげて、皮膚を清潔に保つようにしてください。 しかしマズルが短く深いしわが多いため、鼻の上などは餌の食べかすなどがたまりやすく不潔になりがちです。 湿疹ができたり疥癬などに感染したりしないよう、シワの間や奥は濡れたタオルで丁寧拭くようにしましょう。

口の奥行きがないわりに頬の内側に食べかすが詰まりやすく、歯磨きと口内の掃除もあるとより清潔を保てます。 ただし、あまりしつこく手入れをするとそれを嫌がるようになってしまうので手早くするようにしてください。 先述しましたがスリッカーブラシやピンブラシの尖ったものは使用を控え、ブラッシングには皮膚を傷めないラバーブラシを使用するのがおすすめです。

また、シャンプーは必要なときだけでよく、だいたい3週間に1度程度で十分でしょう。
このときも皮膚のシワの間に石鹸成分が残らないよう、すすぎは念入りに行います。 小さなサイズですので、自宅のお風呂場で洗うことが可能です。お湯の温度に注意して、良くすすいであげてください。

そしてパグは垂れ耳です。垂れ耳は普段耳に覆われており、どうしても中が蒸れて汚れやすいので耳掃除を定期的に行いましょう。 掃除はイヤーローションに浸した綿棒などでやさしく耳垢をふき取ってください。
しきりに頭を振ったり、前脚で顔や耳元を引っ掻いたりする仕草が増えたら外耳炎の可能性があります。放置せず、かかりつけの獣医師に相談してください。


そしてパグは身体に似合わず大食漢です。お皿に入れたら入れただけ、もりもりと食べてしまいます。
肥満になりやすいので餌の与えすぎに要注意です。
ダックスなどに比べると体型は正方形でバランスがいいのですが、体重が増えすぎると椎間板ヘルニアを起こします。 また股関節、膝関節に負荷がかかり炎症を起こす危険もありますので、太らせすぎないように食事管理は適切に行いましょう。

一般的に椎間板ヘルニアは老齢犬やある程度の加齢に伴って起こりますが、パグやダックス、シーズー、プードル、ビーグル、ペキニーズなどは若年齢でも起こります。
これはこれらの犬種が軟骨異栄養性犬種と呼ばれる仲間で、先天的に軟骨の生成過程に異常を起こす素因を持っているからだといわれています。

気温が高すぎる時期は外出を控え、熱中症に気をつけましょう。
散歩は20分から30分程度が目安です。
眼球が突出しているので、小枝などを引っ掛けないよう気をつけます。
パグについて





1


Copyright (C) パグ大好き.com All rights reserved 利用規約運営企業相互リンク募集