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パグ大好き.com>獣医さんと各種ワクチン


人間が病気になったら病院へ行くように、動物も病気や怪我をしたら獣医さんへ診てもらいます。 人の場合は病状や怪我の種類によって受診科が違ってきますが、獣医さんの場合はどんな病気や怪我も同じ獣医さんが診ます。 もちろん獣医師一人ひとりに得意な分野や不得意な分野があるため、全てを一人(または一つの動物病院)で治療するわけではありませんが、基本的なペットの病気は全て取り扱っているはずです。 内科も外科も、皮膚科も耳鼻科も同じ獣医さん、と思うと獣医師の仕事ってとても大変そうですよね。

さて、子犬を飼えばどうしても動物病院へ行く機会も増えます。子犬は下痢や嘔吐が続くとすぐ弱ってしまいますし、思いもかけないものを誤飲したり家の中のとんでもないところで怪我をしたりするものです。

しかし初めて子犬を飼うときはかかりつけの獣医さんがいないのが当たり前です。ワクチンの接種などでペットショップが提携している獣医さんを紹介してくれるところも多いのですが、 自宅から遠いところにあるといざというとき困ります。ブリーダーから紹介される場合も同様です。 また動物病院の診療費は施設によってまちまちで、必要のない検査をして値段を吊り上げるというあまり良心的でない動物病院もないとは言えません。 できるだけ近いところに、良心的な動物病院を見つけたいとなると自分で探すしかありません。

電話帳や地図、ホームページなどを検索すればするほど、多くの動物病院の名前が上がってしまい、どこの動物病院を選んだらいいか迷ってしまいます。 いざというとき迷わないためにも、あらかじめ診てもらう動物病院を決めておきましょう。その際、周りでペットを飼育している人にいろいろな動物病院の情報を聞いておくのも、病院選びの一つのコツですね。 ホームページなどの情報だけでなく、クチコミで評判の良い動物病院を見つけることもできますよ。

動物病院には怪我や病気以外にもお世話になります。具合が悪くても喋ることができない犬たちにとって、病気を予防することはとても大切です。 また犬や猫でも伝染病にかかることもあるため、飼い主の義務としてワクチンを接種させましょう。

ペットショップやブリーダーで子犬を譲り受けた場合は、その子犬がきちんとワクチンを接種しているか確認してください。 母乳からの移行免疫が低下する二ヶ月頃から二回にわたって接種するのが一般的です。その後、一年に一回ずつ追加ワクチンを接種します。

さてこの「ワクチン」ですが子犬の頃はまだ身体が小さく抵抗力がないことを考慮して、負担になりにくい五種混合ワクチンをするのが良いでしょう。 五種混合とは特に感染力も強く重篤な症状がでる「ジステンパー」「犬パルボウイルス感染症」「犬アデノウイルスT型感染症」「犬アデノウイルスU型感染症」「犬パラインフルエンザ」に対するワクチンを混合したもので、コアワクチンと呼ばれています。 二回目の接種からおよそ一年後に再接種をして、以後毎年接種しますが成犬の場合はこれに「犬コロナウイルス感染症」「犬レプトスピラ感染症(カニコーラ型)」「犬レプトスピラ感染症(黄疸出血型)」を含めた8種混合ワクチンになります。

またこのような感染症とは別に狂犬病の予防接種があります。これは犬を飼育する人全てに、飼い犬へ接種させることを義務付けられている予防接種です。 子犬をはじめて飼育する場合は生後半年頃に動物病院で接種させなければいけません。 それ以降、毎年春に自治体からお知らせがあるため忘れずに予防接種へ行きましょう。

ちなみにこれらの予防接種は全て自己負担になります。混合ワクチンは数千円から一万円、狂犬病の予防接種は三千円〜四千円程度となります。
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