パグ



パグ大好き.com>繁殖の各種費用について


繁殖を行う際に気をつけたいのは各種費用についてです。

まず自分で飼育している犬同士で交配させる場合は問題ないのですが、愛犬がメスの場合、交配をさせる相手がブリーダーや繁殖用に飼育している方の犬ですと交配料がかかります。一般に一回の交配で三万円から五万円ほどとなっていると思いますが、相手犬がチャンピオン犬だったり輸入犬だったりすると金額があがります。インターネットで相手を探して交配させるということも多いですね。基本は雄犬側へ出向いて交配させるので、遠方の場合は交通費もかかります。

交配が完了すると、次は動物病院で検査の費用が発生します。交配後20日を経過した頃から超音波検査(エコー)で胎児の存在を確認することができ、50日を越えたあたりからX線検査(レントゲン)で胎児の数と心臓の動きのチェックを行うことができます。妊娠しているかどうかは、実はこのときまではっきりとは分からないことがほとんどです。つわりの症状を示す犬もいるため、食欲や元気を注意深く見守ってください。レントゲンやエコーの検査料は通常の診察料に加えて数千円かかります。一度の検査ではっきりしない場合は日を変えて行いますので、その都度料金がかかると考えてよいでしょう。

妊娠期間は約二ヶ月です。正確には交配した日から数えて63〜65日ほどで、犬の場合ほとんど出産予定日が狂いません。40日を越えた辺りからおなかが大きく目立ち始め、体重も増加していきます。妊娠期間中、胎児の確認などで検査をするほかは特に動物病院にお世話になることはありません。

55日を越えたあたりからは体温のチェックを行います。このとき使う体温計は人間用のものでも構いませんが、犬の場合お尻で体温を測るため別に用意したほうが良いかもしれません。37.5度を下回ったら約12時間後に出産が開始されます。自宅で出産を行う場合、その前には出産に必要は物品を用意しておかなくてはいけません。お産に必要な物品は、タオル、ペットシーツ、消毒液、絹糸(へその緒を縛るためのもの)、はさみなどです。

出産が終わるとしばらくの間は子犬にはそれほど費用はかかりません。しかし母乳を与え続ける母犬の消耗を防ぐために、母犬用のフードを子犬用の高栄養・高カロリーフードに切り替えても良いでしょう。清潔な寝床を用意したり、まだ体温調節機能が未熟な子犬たちが冷えないように保温に気をつけてください。犬や小動物用の保温カーペットを利用したり、ゆたんぽなどを使ったりすることもあります。

子犬が育ってくると母乳から離乳食に切り替えます。この頃になると子犬の排泄に関しては母犬が世話をしなくなりますので、ペットシーツが大量に必要です。子犬用のフードやペットシーツ、子犬用の食器があるといいですね。悪戯も盛んになりますので、家具や電気コードなどを保護するキットを購入することもあるでしょう。体調を崩したら急速に悪化するので、速やかに動物病院へ行かなくてはいけません。

また子犬はその社会性を身につけるためにも、二ヶ月は親元で育てたほうがいいといわれています。その間のフード代、ペットシーツ代、健康管理代は通常の数倍かかると考えてください。また生後二ヶ月を目処にワクチンを接種します。これも一回の場合と二回の場合で金額が変わりますが、一回あたり一万円程度を見ておきましょう。
パグについて





1


Copyright (C) パグ大好き.com All rights reserved 利用規約運営企業相互リンク募集