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パグ大好き.com>分譲について


繁殖する際は生まれた子犬をどうするのかをあらかじめ決めておかなくてはいけません。人に譲渡するのか、自宅で飼育するのか、ペットショップやブリーダーに分譲するのか、様々です。他の小型犬もそうですがパグも身体は小さいので、自宅で親子飼育をしている人もかなりいらっしゃいます。自分の愛犬に子どもを産ませたら手放せなくなって、多頭飼育に踏み切ったという方も大勢です。それはそれで大切な愛犬と、その子どもをずっと見守っていけるいい暮らし方だと思います。

さて、でも自宅で飼育するのではない場合は、かわいい子犬の譲渡先がどのようなところなのか気になるのは当たり前ですよね。少しでも子犬がしあわせな環境で生活することができるように、かわいがってもらえるように心配するのが親心です。そこで分譲する際の注意点とチェックポイントを見ていきましょう。

まず個人に譲渡する場合です。知り合いなど直接面識のある人に譲渡する場合は、相手の人柄も分かっているし実際に時々見にいけるし、という点でとても安心です。相手の方も知り合いならば愛犬がどのような経緯で生まれたのかが良く分かり、母犬の性格も分かっている分育てる子犬の性格も把握しやすく相談もできるのでメリットがあります。しかしメリットだけではありません。譲渡の際に金銭を絡ませると、やや面倒なことになります。


ペットショップで平均的なパグの価格を見てみると、数万円から三十万円などの開きがあります。これには交配料のほかにそれまでの飼育費も含まれますが、チャンピオン犬の子となるとプレミアがついて高くなるのです。実際に子犬を二ヶ月になるまで飼育すると、かなりのお金がかかります。せめて飼育費くらいはと思って請求したくなるのですが、ここで分譲相手が知り合いだと請求しにくくなりませんか?トラブル防止のためにも、譲渡の話が出たときにはきちんと請求額を提示したほうが良いようです。

譲渡相手が身近におらず行き先が決まらない場合、インターネットや愛犬雑誌などに広告を載せることも選択の一つです。そうすると全国で犬が欲しい人が問い合わせてくれます。その中から譲渡先を選ぶわけですが、迷った場合は相手と実際に面談をしてみると良いでしょう。飼育する予定の環境や犬に対する考え方、輸送の手段、お金の面なども話しておくと、後々のトラブルにつながりにくいです。また相手の方に子犬を見せることで、納得して選んでもらえるのでメリットがあります。

しかしこの広告で相手から問い合わせてもらう方法の場合、個人を装って業者が問い合わせてくることもあります。特にチャンピオン犬の子犬や珍しい毛色などの場合、繁殖目的で子犬を買っていく業者もいるため注意が必要です。そのためにはしっかり面談をし、飼い方や素性を確認しておきましょう。

ペットショップに引き取ってもらう場合はあらかじめ販売目的で譲渡するため、金銭的なトラブルは少ないと思います。ただし実際に子犬がどんな人に販売されて、どんな生活をするのかが全く分からないため不安もある選択です。交配相手がペットショップやブリーダー所有の犬の場合、生まれた子犬の行き先が既に決まっている場合もあります。

かわいい愛犬のその子犬、できることなら幸せに暮らして欲しいものです。譲渡先は慎重に決定してくださいね。
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